「竹・ルネサンス」実行委員会(岩尾一郎会長)は「別府竹細工夏休みワークショップ」を10日午前10時、別府市竹細工伝統産業会館で行い、市内外の児童9人、保護者ら計14人が参加した。
講師を務める市竹細工伝統産業会館職員のあいさつ後、作業工程を説明した。
児童が、四つ目編みでコースター部分を編んでいき、徐々にスピードを上げていき、保護者も手助けしていた。
編み上がるとボンドを付けて、コースターに不要な部分の竹ひごをハサミで切った。続いて、コースターのふちと紐をつけて完成させた。
梶原悠杜さん(9)=別府市立境川小3年=は「竹細工は初めてで、竹を編むところが面白かった。次は、竹とんぼを作りたい」。
津山真緒さん(10)=国東市立安岐小5年=は「編むところが楽しかった。物作りが好きで、竹細工で帽子を作りたい」とそれぞれ話した。
参加者は市竹細工伝統産業会館内の展示を見て回った。同日午後2時からも、ワークショップが行われた。
ワークショップは17、25日、午前の部(10時から正午)、午後の部(1時半から3時半)の計4回行われる。いずれも定員10人。参加費1200円。
対象は小学生(1~3年生は保護者同伴)。同伴する保護者は、1名につき観覧料300円が必要。
申し込みや問い合わせは、別府市竹細工伝統産業会館(電話23・1072)まで。