別府市老人クラブ連合会(林三男会長)はラジオ体操会を20日午前6時20分、別府公園東側藤棚前で開催し、約70人が参加した。
健康増進事業の一環として開催し、健康増進延伸をめざすことが目的。
講師は、NPO法人全国ラジオ体操連盟指導委員で1級ラジオ体操指導士の廣島忠士さんが務める。
開始前から霧雨が降り続く中、林会長が「毎年、このラジオ体操には廣島さんに来ていただき、ウォーキングは楽しく歩いて下さい。それが健康寿命延伸につながります」。
長野也典青山校区会長が「日ごろから運動している人は、しっかりと、運動していない人はそれなりに自分に合わせて運動して下さい」。
廣島さんは「少しでも体を動かすことが、健康につながります」とあいさつ。
午前6時半、ラジオから滋賀県甲賀市から生放送の「ラジオ体操」が流れ始めると、廣島さんの指導でラジオ体操第一と第二を行った。参加者は、湿度が高く蒸し暑さを感じる中、じんわりと汗をかきながら体を動かした。
続いて、早朝ウォーキングが行われ、参加者は公園内の遊歩道を1~2周した。
上田の湯町在住の今村ナツ子さん(85)は「初めて参加しました。日ごろ動かさない筋肉を動かすことができて、リフレッシュできました」と話した。