レジ袋の収益金16万円 新鮮マーケットが別府市に寄付

 株式会社新鮮マーケット(木本泰雄代表取締役)は、「大分県におけるレジ袋削減に向けた取組に関する協定」に基づき、有料レジ袋の収益金16万5千円を別府市に寄付。23日午後3時、市役所で贈呈式が行われた。
 大分県内では、地球温暖化の防止及びごみの減量化を目的に、事業者、消費者、行政が協定を結び、平成21年6月から食品スーパーなどでレジ袋の無料配布を中止し、マイバッグの持参を呼びかけている。県内のマイバッグ持参率は85%。また、レジ袋が必要な人には有料で販売し、収益金は環境保全活動への活用、県や市町村への寄付などを行うことになっている。6月末現在で県内23事業者332店舗が参加、別府市内では12事業者24店舗が取り組みをしている。
 新鮮マーケットは、新鮮市場を運営しており、別府市内では山の手店と鶴見店がある。今年5月からはトレーの回収も行っているという。レジ袋収益金の別府市への寄付は昨年に続いて2回目。
 疋田真也管理部人事総務課長と野口健次山の手店店長が出席し、野口店長が阿南寿和副市長に「環境保全のために活用してください」と寄付金を手渡した。阿南副市長は「子どもたちのために、環境問題に関心が持ってもらえるようなことに使わせていただきたい」とお礼を述べた。

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