別府警察署交通課は、今年上半期の交通事故状況をまとめた。
人身事故は204件(対前年同期比6件増)、死者1人(同数)、負傷者253人(9人増)、物損事故1897件(31件減)となっている。
路線別では、国道66件、県道43件、市道82件、その他13件。
時間別では、午後3時から午後7時と、職場に戻る時間帯から帰宅する時間帯に事故が多いことが分かる。
事故種別では、人対車が46件で、うち横断中31件、その他15件。車対車は154件で、うち追突76件、出会い頭32件、追い越しなど2件、左折時5件、右折時15件、その他24件。車単独は4件で、うち工作物追突3件、駐車車両1件。
人身事故の事故原因は、前方不注視64件、速度超過4件、安全不確認114件、ブレーキ操作不通11件。
交通死亡事故は6月11日昼前、南立石で発生。普通自動車が約10㍍下の建設作業中の道路に転落し、運転していた高齢女性が死亡した。
三代岳樹交通課長は「人身事故がわずかに増加し、物損事故はわずかに減少している。人身事故に占める追突事故の割合が約37%、車対歩行者の事故割合が約23%と高くなっている。横断歩道は歩行者優先です。指原莉乃さんもCMをしているので、歩行者や高齢者に優しい思いや“りの”運転を心がけて下さい」と話した。