「令和の養生訓⑥」

話し手  児玉嘉生さん

⑥カルシュウムの積極摂取を!

 氾濫する食品過剰摂取による肥満は今こそ300年前に貝原益軒が江戸中期に書かれた「養生訓」に指摘された教訓を、現代の食事に合わせて合理的な食生活に変える努力が各家庭の食生活に必要な時代になりました。
 昭和後半の時代に、高血圧に対する塩分を控える知識の家庭への普及で脳溢血の克服につながってきたことはいまでは一般常識です。
 肥満、生活習慣病に対しての積極食生活の改善に努力しましょう。
 ヨーロッパでは砂糖使用のケーキや飲料に特別の砂糖税が加算されて過度に甘い菓子類の販売の抑制が始まっています。
 日本でも国会で検討にかかったのですが、先送りになっています。

 7:日本の土壌
 火山地帯でマグマの爆発による火山灰、高熱にやけた岩石が長い地球の風化の歴史で中のカルシュウムの素質が弱く、日本人は小魚や野菜で補給していたが、野菜小魚嫌いの昨今ではカルシュウム不足の人が増え、対策として1日1本の牛乳かヨーグルトの引用で必要量が補給される事が判明しています。おすすめです。(つづく)

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