日出町では避難所訓練

川崎体育館に避難者がつめかけ、訓練を実施した

 「防災の日」の1日、令和元年度東部地区総合防災訓練が国東市をメイン会場に、杵築市、日出町で行われた。
 災害対応能力の向上を目指し、自治体と関係機関・団体が連携を強化するとともに、地域住民の共助精神の高揚、避難所生活のあり方等を研修するのが目的。
 8月30日から9月1日未明にかけて、停滞してる前線への南から湿った空気の流入の影響で、東部地区付近で断続的に1時間10㍉を超える大雨となり、各地でがけ崩れによる倒壊家屋や火災が多数発生してるーとの想定で行われた。
 日出町では、赤松地区で孤立集落の救出活動、隣接する自治体への広域避難行動、健康福祉センターと川崎体育館で地域内輸送拠点の開設、川崎体育館で避難所の開設・運営訓練などを実施した。
 川崎体育館には、午前9時を過ぎると続々と周辺の住民が歩いて集まり、地区ごとに住民の確認をしながら、避難。会場を訪れた安東隆・大分県副知事も災害用伝言サービスを体験するなどした。

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