東荘園自治会と中部中生徒が清掃

境川河川敷を清掃する中部中学生ら

 東荘園自治会(塩地奎三郎自治会長)23人と市立中部中学校(亀川義徳校長)141人は8日午前7時、境川河川敷の清掃を行った。
 野口原児童公園西側に集合した自治会員、中部中学校生徒らを前に、塩地自治会長が「今回で6回目の清掃活動です。地域の皆さんと清掃することは、有意義なものですので、今年もよろしくお願いします」。
 亀川校長は「皆さんは日ごろ、学校の中で活動しており、自分は地域のために何ができるかを考えていると思います。今回の清掃は、地域の一員であるという自覚を持って活動して下さい」とそれぞれあいさつ。
 参加者は6班に分かれて、朝日橋から天満橋までの約700㍍を1時間かけて、事前に自治会員が刈った草を竹製のホウキで集めた。また、多くの草をゴミ袋に入れるため、体重をかけて草を圧縮する姿も見られた。
 90㍑のゴミ袋80袋が集まり、解散式で生野愛深整備委員長(14)=3年生=が「暑い中、黙々と清掃をして気分も良く、自治会の皆さんと清掃できたことは良い経験になりました」とお礼を述べた。汗をかいた参加者に、境川を守る会からお茶が配付された。
 池宮一心生徒会長(14)は「以前からボランティアに参加したいと思っており、今回初めて参加しました。清掃した場所がきれいになっていくと、心もきれいになっていくような気がしました。改めて、別府の地域の一員になれた気がしました」と述べた。

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