別府市地獄地帯公園内にある「えとう動物病院別府ドッグラン」は、開園後入場頭数が5万頭を達成し、16日正午からセレモニーを開催した。
ドッグランは、飼い犬のマナーやノーリード、フン未処理の解決策の一環として2015年に設置された。広さは約2900平方㍍。別府市内を中心に、県内外からの利用者があるという。犬を通じて飼い主同士も仲良くなるなど交流の場としても利用されている。また、ドッグラン内には、別府ならではの犬も入れる足湯があるのも特徴。2017年からネーミングライツを取り入れている。
5万頭目となったのは、近所の鶴見石材店の大前利雄さん(77)の愛犬・リリちゃん(パピヨン、メス、13才)。ドッグランが出来る前から公園内で散歩を楽しんでいたが、ドッグランが出来てからは、ドッグランを利用しているとう。「雨の日もカッパを着て遊びにきている」というぐらい、お気に入り。
管理をするNPO法人べっぷドッグラン協会の河野政宣理事から年間利用権などの記念品、橋本和久別府市公園緑地課長から花束がプレゼントされた。河野理事は「県外からの利用者も多く、さらに多くの人に利用してもらい、触れあいを深めてもらえるように頑張っていきたい」と話した。