ハンセンHC「全員が万全な状態で」

3連覇に向けてキャンプのため別府市入りしたオールブラックスの選手たち
会見するハンセンヘッドコーチ
次の試合に向けて意気込みを語るトッド選手

 史上初のラグビーワールドカップ3連覇を狙う、ニュージーランド代表オールブラックスが大分会場の試合を前に24日夕方、公認キャンプ地である別府市入りをした。大分空港には、多くのファンが詰めかけ歓迎した。
 別府には、選手、スタッフなど約55人が参加しており、2台のバスで宿泊先のホテルに到着。その後、スティーブ・ハンセンヘッドコーチとマット・トッド選手が記者会見に臨んだ。
 ハンセンヘッドコーチは「東京でもリカバリーをしたが、大分に入ることが出来て楽しみにしている。次の試合の準備をしようと思う。重要なことは、ハードワークすることと、全員を万全な状態にすること。毎試合、相手をリスペクトして良い試合をしたいと思う。それ以外に練習をしっかりすることで、大会の後半で力を発揮できると思う。やるべきことをやるだけ。どう戦うかをはっきりしてから、コンディションを整える。準々決勝で良いパフォーマンスをするために1試合ずつ準備をしていく」と次の試合に向けての意気込みを語った。また、別府でのオフの過ごし方について「私自身は、町を回ってみたい。10日間はゆっくりと試合の準備をすることが出来る。次までの期間が短いので、2試合分の準備をしなければいけない」と話した。
 トッド選手は「ケガは良い状態で、試合に出られる準備ができていると思う。練習でちょっと肩をぶつけただけ。すぐに治ったし、普通に練習に参加している。別府は東京より樹木が多くて緑が多い。日本のファンの皆さんがエキサイティングした気持ちで待っていてくれてうれしい。日本では、素晴らしいサポートを受けている。日本人のために何かしたいと思っているので、イベントにも参加してラグビーのすばらしさを地元の人に伝えたい。それによってラグビーをする人が増えればと思う。どんなに疲れても高いパフォーマンスをしなければいけない。ハードワークしていくことで良いチャンスを作れると思う。みんなメンバーに入りたいと思っていると同時に、みんな同じゴールを目指している。激しい競争が成長につながると思う。課題は残っているので、修正して成長しなければいけない」とした。

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