別府翔青高校が周辺を清掃活動

選手や観客らを迎える準備のため広範囲にわたり清掃活動をした

 大分県立別府翔青高校(阿南典久校長、870人)は、ラグビーワールドカップおもてなし近隣地域清掃活動を24日午後2時45分から、1、2年生562人が参加して行った。
 毎年、学校周辺の美化活動を行っているが、今年は、ラグビーワールドカップが大分県も会場となって、別府市内でも4チームが公認キャンプ地として利用することや、試合観戦のために多くの人が訪れることから、キレイな町で迎えようというもの。
 グローバルコミュニケーション科が今年6月に修学旅行で、別府市の姉妹都市であるロトルア市を訪れた際には、ニュージーランド代表オールブラックスを応援する横断幕を作成し、関係者を通じてチームに渡してもらった。オールブラックスはその横断幕を日本に持ってきていて、練習場に掲げていたという。また、多くの生徒がボランティアとして活動を予定している。
 清掃活動は通常よりも広い範囲で行い、8班に分かれて約1時間行った。生徒は、ほうきなどを使って周辺のごみを集めたり、草むしりをするなどして気持ちよく迎える準備を行った。
 ロトルア市での修学旅行に参加した金子綺里さん(17)は「別府とロトルアは姉妹都市なので、姉妹都市として恥ずかしくない町にしたい。ボランティアでは、困っている時に声をかけられると思うので、分かりやすく答えて、気持ちよく楽しんでもらえるようにしたい」。
 日隈有希さん(16)も「語学研修の際に、ニュージーランドの人たちにお世話になったので、今度は私たちが選手に気持ちよく試合をしてもらえるようにしたい。ボランティア活動では、別府のすばらしさを伝えられるようにしたい」と話した。

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