別府市教育委員会は、新しい学校給食共同調理場の建設予定地を原町の温水プール跡地とすることを27日、発表した。
経年劣化が激しく、耐震基準、学校給食衛生基準をともに満たしていない共同調理場の更新事業を話し合う中で、同様の状態である各小学校の単独調理場のあり方についても検討を重ね、共同調理場への一元化を決めた。
その上で、候補地を統合後の山の手中学校及び浜脇中学校の跡地、温泉プール跡地の3カ所に絞って検討をしていた。その後、市長部局で公共施設マネジメント推進会議などを開いて、敷地の条件や配送車の利便性、周辺の環境、財政への影響などを鑑みて、温水プール跡地とした。
今後は、来年度までに基本計画を策定、基本設計、実施設計を行い、工事に入りたい考え。令和5年9月の開設を目指す。