百年を迎えた「忠魂碑」①

青山町にある忠魂碑

 市内青山町の「別府忠魂碑」が建立されて、今年で100年を迎えました。とは言っても、別府忠魂碑がどこにあるか、ご存じない方もおられると思います。
 別府市総合体育館(べっぷアリーナ)の西側正面に「別府青山おもいで公園」があり、その公園内に設置されております。かく言う私も10数年前まで、その存在さえも知りませんでした。
 この忠魂碑は大正6年、当時日清戦争及び日露戦争で戦病没された陸・海軍兵士の御霊をお祀りしようと、忠魂碑建立に地元有志が立ち上がって浄財を募り、約8千円の寄付金で建立に着手し、2年後の大正8年に総工費6千円にて竣工しました。
 その後、残金2千円で、入魂の儀や祝賀式など、さまざまな儀式が執り行われたそうです。それ以降、太平洋戦争で亡くなられた方々を含めた1347柱の御霊が祀られております。
 忠魂碑が建立されて以降、さまざまな団体の方々による慰霊祭が執り行われてきたと聞き及びます。  (つづく)

別府地区隊友会   
事務局長 米田大作

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