別府翔青高校1年生対象の探求学習

キャビンアテンダント経験者の話を聞き、メモを取る高校生

 大分県立別府翔青高校(阿南典久校長)は1年生探求学習「職業人に聞く」を24日午後2時10分、同校で行い、1年生280人が受講した。
 目的は▽地域や企業などのさまざまな立場の人から、職業人・社会人としての生き方、職業や職種、仕事の内容、将来求められる職業人としての能力や社会性についての話を聞き、自分の将来を考えさせる▽職種に就くために今何が必要かを学び、今後の学校生活に活かす▽「働くこと」の意義を学び、なぜ働くのかを考えるきっかけの場とする―の3点。
 はじめに、校長室に講師が集合し、阿南校長が「生徒のために職業人講話として各界の仕事を紹介してくれるということで、ありがとうございます。生徒は、話を聞くことを楽しみにしています」とあいさつ。打ち合わせ後、講師が担当の教室に向かった。
 1年3組では、キャビンアテンダントの経験を持つ杉乃井ホテル&リゾートの工藤由美子さんが、生徒20人にキャビンアテンダントの具体的な仕事内容、仕事をして嬉しかったこと、高校生として身に付けておくべきことなどを話した。生徒は、メモを取りながら話を聞いていた。他のクラスでは、公務員、看護師、弁護士、ホテル、金融機関などの職業人が講話した。
 質疑応答では、生徒から「英語以外でどんな言語を学ぶ必要がありますか」「顔面偏差値は高いですか」(キャビンアテンダント)、「訪問介護と施設の活動時間の差は」「仕事をする上で心がけていることはなんですか」(介護士)などの質問があり、講師たちは丁寧に答えていた。

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