県歯科技術専門学校で戴帽式

歯科衛生士として専門職への第一歩を歩みだした

 別府溝部学園大分県歯科技術専門学校の戴帽式が29日午前10時から、同学園85年館で行った。歯科衛生科53期生19人がナースキャップを受け、各歯科医院などで臨床実習に入る。
 溝部仁理事長が「資格を持っていれば、一生勤めることが出来る。全国どこででも仕事が出来る。しっかり学んでください」とあいさつ。1人ひとりがナースキャップをつけてもらい、ナイチンゲールの聖火を受け、ナイチンゲール誓詞を朗読した。
 来賓の西林雄二市歯科医師会長が「臨床実習という新たな勉強が始まります。意識を高め、医療に携わるものとしての責任と自覚を改めてしなければいけません。口腔ケアはますます重要になる。学んだことを元に臨床を行い、コミュニケーション能力を高め、知識と技術力を養ってほしい」と祝辞を述べた。
 学生を代表して、挾間星奈さん(20)が「昨年4月に入学して、歯科衛生士の道を歩み始めました。臨床の場に臨むことを許され、患者さんに寄り添った歯科衛生士としての道を切り開いていきたい。真摯に実習や勉学に励みたい」と決意を述べた。

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