別府税務署(幸恭一署長)は、令和元年度の別部税務署長納税表彰式を12日午後1時半から、豊泉荘で開催した。
多年にわたり、申告納税制度の普及・発展に努め、納税思想の高揚に顕著な功績があった人を表彰するもの。
今回受賞したのは、公益社団法人別府法人会の野田忠博理事(56)。幸署長が表彰状を手渡して「長年にわたり、税の適正な申告と納税をすすめると共に、申告納税制度の普及・啓発に貢献していただいています。税を取り巻く環境は大きく変化しています。使命を果たすためには、納税者の理解と信頼を得ることが重要です。10月からは、消費税率の引き上げや軽減税率の導入などがあり、引き続き事業者に制度を理解してもらい、初回申告に向けて、ていねいな説明、相談に努めていきたい。野田さんには、引き続き、リーダーシップを発揮して、税の理解者として一層のご尽力をお願いします」と式辞。来賓の高木陽一大分県別府県税事務所長税が祝辞を述べた。
受賞した野田理事は「ありがたいと思っています。これからも引き続き、納税意識を持って、法人会の役員としても申告納税制度の普及、啓発に努めていきたい」と話した。