青少年と指導者の部で4人、7団体

地域での活動などに尽力した子どもたちと指導者を表彰

 別府市と別府市教育委員会は、第22回21世紀を担う別府っ子表彰式を19日午後4時から、市役所で行った。
 青少年の健全育成を図るのために行っているもので。青少年の部6団体、個人2人、指導者の部1団体、個人2人を表彰した。
 長野恭紘別府市長が青少年の部、寺岡悌二教育長が指導者の部で1人ひとに表彰状を手渡した。長野市長は「地域資源を守り、磨くことで子どもたちが誇りに思える別府市づくりに努めています。子どもたちの明るい未来のために、大人が責任を持って環境づくりをしていかなければならないと思います。活動を支えてくれている指導者の皆さんには、今後とも市民の模範となっていただきたい。青少年においては、地域活動に積極的に取り組む姿をうれしく思います。将来を担う若者に育ってくれることを期待しています」とあいさつ。
 寺岡悌二教育長は「いつの時代においても、ボランティア活動、地域貢献をする姿は尊く、人として大切なことだと思います。皆さんの志が別府の将来の礎となると信じています。指導者の皆さんには、将来の別府を担う子どもたちのため、変わらぬご指導をお願いします」とあいさつをした。来賓の安部一郎市議会副議長、佐藤由布美別府警察署長が祝辞。
 受賞者を代表して、朝日中学校吹奏楽部の前部長本田結都さん(15)が「日頃行っている活動が多くの人に認めてもらえたことを、うれしく思います。地域の中の中学校として、少しでも地域に喜んでもらえる部になろうと努力してきました。演奏を通して喜んでもらうことが、私たちの喜びでありやり甲斐。これからも、謙虚な気持ちで地域に喜んでもらえるように感謝の気持ちを伝え続けたい」とお礼を述べた。受賞者は次のとおり(敬称略)。
【青少年の部】▽個人=山下翔(県立別府翔青高校1年)=地域活動▽鬼束芽生(明豊高校3年)=ボランティア活動▽団体=朝日小学校児童会、南立石小学校児童会、朝日中学校吹奏楽部=以上地域活動、別府翔青高校JRC部、明豊高校インターアクト部、別府溝部学園高校ボランティア部=以上ボランティア活動
【指導者の部】▽個人=安部めぐみ、一万田尚子=以上、地域活動▽団体=春木の子どもを守る会=同

コメントを残す