新手の架空請求詐欺にご用心

圧着ハガキを開くと、詐欺の文章が記載されている

 別府警察署は29日午後3時10分、新手の架空請求詐欺に注意するよう発表した。
 手口は、2つ折りでシールをはがすようにして開封する「圧着ハガキ」を用いたもの。この手口は、大分県内では初めて。
 市内の複数の住宅で27日、実在する法律事務所をかたり「未納料金のお支払いのお願い」などと記載された圧着ハガキが届いている。記載内容は「有料番組サイトなどの利用料金の支払いが確認できていない」「支払いや連絡がない場合は法的手続きに移行する」などの架空請求詐欺のハガキとなっている。
 別府署は28日午後、市内在住の男女が1枚ずつハガキを持ってきたことで認知した。
 同署は「ハガキに記載された電話番号には、絶対に電話をしないように。『サイト料金未納』などは、詐欺のキーワード。お金を要求されても、相手にせず、家族や警察に相談を」と呼びかけている。

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