楽しんごさんが説明

楽しんごさん(右)がLGBTについて説明した

 NPO法人日本医療福祉事業団は研修会「LGBTって何?」を11月16日午後1時、別府ヒットパレードクラブで開催し、約160人が参加した。
 講師はタレントで整体師の楽しんごさん、MCは同事業団副理事長で精神科認定看護師の高田修治さんが務めた。
 楽しんごさんの歌でスタートし、会場は大いに盛り上がった。
 LGBTとは、セクシャルマイノリティ(性的少数者)の総称。
 「外国では当たり前のことで、カミングアウトしている。東京では多いが、まだまだ受け入れられていない。LGBTは障がいではなく、成長するにつれてLGBTに変化する人がいる」と話した。
 昔は病気として扱われており、中学生のときにいじめられたエピソードを披露した。
 質疑応答では、参加者が「自分の子どもがLGBTになったらどうするか」の質問に、楽しんごさんは「『自然体でいい』と言ってあげたらいいと思う」と答えた。
 そのほか、英語ではどう呼ばれたいかなどの質問があった。楽しんごさんは、笑いを交えた答えをした。
 続いて、参加者は簡単な肩や手のマッサージ方法を学び、歌や踊りなどのライブで盛り上がった。最後に、じゃんけん大会で勝ち残った参加者3人に腰・肩・手のマッサージを「プレゼント」した。

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