別府花商業協同組合（荒金則之組合長）主催の「フラワーアレンジメントコンテスト」が１１月１９日、別府花市場で行われ、若草町にある「華つねまつ」（恒松宗典代表取締役）の従業員の玉田由華さんが優勝した。テーマは「オリンピック」。作品の出品数は約２５作品。「現代の名工」に受賞された大分市にある野田麗華園の野田淳一社長が審査委員長。野田さんのデモンストレーションも行われた。
優勝した玉田さんは「まさか優勝するとは思ってもなかったです。今回のテーマのオリンピックをどのような表現にしようかと、２ヶ月前から考えました。世界の平和と五輪マークの色をイメージして作成しました。これからも日々、花に込めた思いが相手に伝わるような作品を作りたいです」と話していた。
玉田さんは、平成２８年に大分県立東高校の園芸デザイン科を卒業後、大分県立農業大学校の総合農業科花きコースで花について勉強。今年の３月に卒業後「華つねまつ」に入社、わずか半年で受賞した。先日、行われた「第４９回大分県技能祭」のフラワー装飾部門でも５位という輝かしい成績を収めた。 （畑田）