別府大学は別府八湯温泉道初代泉聖の指原勇さんに対する「別府“温泉”大学名誉博士号」の称号授与式を26日午前9時、別府大学32号館で行い、学生約150人が参加した。いい風呂の日(11月26日)に合わせたもの。
はじめに、篠藤明徳広報室長が「別府“温泉”大学とは」をテーマに講話し、開学宣言を行った。
授与式では、飯沼賢司学長から指原勇さんにタオルに書かれた名誉博士号と、紙で作られたバッジが贈られた。
続いて、同大学のキャッチコピー優秀作の発表があった。
佐藤正敏別府八湯温泉道名人会理事長が「別府八湯温泉道とは」をテーマに講演し、指原名誉博士と篠藤室長が記念トークを行った。
これからの活動や目標について、指原名誉博士は「今後は、別府大学のためだけでなく、地域とコラボできるような知恵を出したい。目標は、1日1湯で連続88日88湯をすること」と話した。
記念トーク終了後、別府大学第二体育館健康センターで「さっしーとサシ湯」があり、温泉につかりながら語り合った。
指原さんは、昭和23年に別府市で生まれた。62歳から温泉を巡りはじめ、平成22年6月に名人に。その後、28年5月に泉聖(88湯と88回、計7744湯に入湯)の第一号に認定された。