市内130カ所で街頭啓発実施

国道10号のレックスホテル付近で
街頭啓発活動をする県自動車整備振興会別府支部員

 「おおいた冬の事故ゼロ運動」(20日まで)の初日となる11日午前7時半、早朝一斉街頭啓発活動が市内130カ所の主要交差点で行われた。県交通安全協会別府支部の地域分会、職域分会など約千人が園児・児童・生徒の通学、大人の通勤を守った。
 国道10号のレックスホテル前では、大分県自動車整備振興会別府支部員12人、別府警察署員5人が街頭啓発活動を実施。
 そろいの黄色い法被を着用し、「全席シートベルト」「携帯電話運転中禁止」「脇見注意」などのプラカードを持ち、信号待ちの車のドライバーなどに注意を呼びかけた。
 阿部信行支部長は「師走は慌ただしいが、事故を起こさないようにしてほしい。車には、自分の命と他人の命も預けている。事故を起こせば、被害者も加害者も生活が一変するので、時間や心にゆとりある運転をしてほしい」と話した。
 レックスホテル前の街頭啓発活動中には見受けられなかったが、今月1日から罰則が強化された「運転中の携帯電話の使用(保持)」は▽罰則=6カ月以下の懲役または10万円以下の罰金▽反則金=大型車2万5千円、普通車1万8千円、二輪車1万5千円、原付バイク1万2千円▽基礎点数=3点、「携帯電話の使用(交通の危険)」は▽罰則=1年以下の懲役または30万円以下の罰金▽反則金=適用なしで、すべて罰則を適用▽基礎点数=6点―となっている。

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