前防相の岩屋毅衆議院議員（自民党）は新時代政経フォーラムを７日午後１時半、杉乃井ホテル・アンバーの間で開催し、約６００人が参加した。
幸重綱二・岩屋毅連合後援会会長が「岩屋毅は第４次安倍内閣において、防衛大臣を拝命して約１２カ月の役目を果たしました。その間、緊張の中で数多く発生した事案について、丁寧に沈着に的確に対応してきました。連合後援会の輪をさらに広げられるよう、皆さんの力添えと支援をお願いします」、麻生栄作大分県議会議長がそれぞれあいさつした。
はじめに岩屋衆議院議員が「今年９月１２日までの約１年間、防衛大臣の役を務めさせていただきました。毎日のようにいろんなことが起こる緊張の日々でしたが、こういうお役をいただいたのは、長きにわたって支援をいただいた皆さんをはじめ地元の支援者のおかげと思っています。厳しい局面が続いた一年でしたが、２５万の自衛官と一緒に国民の平和な生活を守り、国土を守る仕事に全力で打ち込めたことは３０年におよぶ政治生活の最良の日々でした」とお礼を述べた。
「防衛大臣を終えた今、憲法改正の問題に全力で取り組んでみたいと思い、衆議院憲法審査会監事に志願して就任しました。憲法改正は、国会は提案しかできない。決めるのは主権者たる国民です。憲法改正については、皆さんの理解をいただきたいと思います」と語った。
続いて、自民党政務調査会長で次期「ポスト安倍」の呼び声高い岸田文雄衆議院議員が「我が国の喫緊の政治課題について」をテーマに講演した。
「全世代型の新しい時代の社会保障を議論しており、年末に中間報告を出そうと調整している」と述べた。医療費についても議論を進めていることにもふれた。
講演終了後、岩屋衆議院議員と岸田政調会長が憲法改正について対談した。