25日まで消防が市内57店舗査察

市消防本部予防課員が消火器などを点検した

 別府市消防本部は「年末特別査察」を11月18日から12月25日まで、実施している。
 市内にある延べ床面積1000平方㍍以上の58店舗を対象に、防火管理の徹底と防火意識の向上を図り、出火防止と災害発生時の被害拡大防止が目的。
 9日午前10時、市消防本部予防課員4人がゆめタウン別府店を立ち入り検査し、避難誘導灯の設置状況、消火器の状態、屋内消火栓などを確認した。
 防火管理者の横田時男ゆめタウン別府店支配人は「避難通路の確保をし、防火シャッターや防火扉をふさがないように心がけています。また火災が発生した際は、初期消火が重要なので責任者はもちろん、売り場担当全員に消火器の位置は覚えておくように徹底している」と話していた。
 浜崎仁孝予防課長は「年末年始の大型物品販売店は、商品も平常より多くなり、多くの人が商品を求めて来店する。そのような中、いざ火災が発生すれば、大きな被害につながることが懸念されます。店舗の防火意識の徹底をしてほしい」と話す。

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