べっぷクリスマスファンタジア

児童らが元気な大きな声でクリスマスソングを歌った
両日で1万5千発の花火が夜空に咲いた
多くの来場者で賑わった屋台

 「べっぷクリスマスファンタジア2019」は21日午後5時、的ケ浜公園やスパビーチで開催され、音楽とシンクロした7500発の花火を市民や観光客が楽しんだ。今年で26回目。
 このイベントは、別府青年会議所(JCI)が26年前に立ち上げた事業で、最初は150人の子どもたちと、ご褒美の花火25発だった。それが今では、県内外を問わず楽しめる、冬の一大イベントに成長した。
 小雨が降り、降雨が心配されたが、開会式が始まる前に止んだ。
 開会式では、梅野雅子別府まつり振興会会長が「今年は令和初として、昨年より多い花火が上がります。音楽に合わせて上がる花火は楽しくキレイで心躍ります。また、子どもたちの天使の声によるクリスマスソングも、皆さんの耳に届けられます。屋台もありますので、体を温めて下さい。今日は、目と耳と舌で最後まで楽しんで下さい」。
 来賓を代表して長野恭紘別府市長が「2日間ありますクリスマスファンタジアは、26回目を迎えます。皆さんに愛されて、楽しんでいただくイベントになりました」とそれぞれあいさつした。
 続いて、ミス別府4人と大分市、佐賀市の各キャンペーンガール、長崎市のキャンペーンボーイがご当地PRをした。また、来賓や別府市宣伝部長「べっぴょん」などがお菓子まきを行った。
 「子どもたちとクリスマスソングを歌う会」の開始前に、児玉裕実行冬の祭典実行委員長(JCI別府第44代理事長)が「市内をはじめ多くの団体、企業さまのご理解と協力を得て、開催することとなりました。令和元年の締めくくりに相応しいイベントとなるように、実行委員会は一丸となって企画してきました。2日間、存分に楽しんで下さい」と開会宣言した。
 会が始まり、市内の小学生1年から6年生の児童が「サンタが街にやってくる」「ジングルベル」「あわてんぼうのサンタクロース」「きよしこの夜」「風も雪も友だちだ」「パプリカ」の6曲を歌った。
 「家族を楽しむクリスマス」をテーマに、クリスマスの音楽に合わせて、色鮮やかな花火7500発が打ち上がった。スマートフォンや一眼レフカメラで撮影する人が多く、大きな花火が打ち上がるごとに来場者から大きな歓声が上がった。
 特設ステージでは「クリスマス・ライブステージ」があり、ザ・ヒットパレーダースがパフォーマンスを披露した。
 会場は、豊後ふぐ鍋雑炊、留学生参加のアジアン屋台、たこ焼き、焼きそば、串焼きなどの屋台が並び、来場者の胃袋を満たした。
 ゆめタウン別府店では「冬のゆめまつり2019」として、ザブングルのお笑いライブ、クリスマススペシャルキッズダンスなどが開催された。
 22日も、同会場で、午後6時半から「OABライブステージ」があり、盛り上がった。午後8時から「恋人たちのクリスマス」をテーマに7500発の花火が打ち上がった。

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