流川通り9丁目に店舗をかまえるおでん屋「九丁目の八ちょう目」は、店内に設置している「愛のひとしずく募金」と店の売上の一部合わせて3万円を17日午後1時、別府市社会福祉協議会に寄付した。
「愛のひとしずく募金」は、来客がビンの中にお釣を入れて貯めたもの。昭和53年から寄付を続け、今年で41回目。累計は468万3164円になった。
経営者の山中正之さんが市社会福祉会館を訪れて、「地域福祉のために役立ててほしい」と釜堀秀樹市社協常務理事に寄付金を手渡した。釜堀常務理事は「長年にわたり寄付をいただき、ありがとうございます。大切に使わせていただきます」とお礼を述べた。
「九丁目の八ちょう目」は、来年、創業70周年を迎える。山中さんは「元気でお店を続けている限りは、寄付を続けていきたい」と話した。