日出町で285人が成人迎える

成人式で大人としての自覚と責任を新たにした

 日出町と日出町教育委員会は、令和2年成人式を12日午前11時から、町中央公民館で行った。今年は、男性152人、女性133人の計285人が大人の仲間入りを果たした。
 本田博文町長が「皆さんが生まれた時には、日本経済は厳しい状況にあった。そんな中、子どもを育てるのは、並々ならぬ努力があったと思います。家族に『ありがとう』を伝えてほしい。大人として生活する上で、権利と自由は大きくなる一方で、義務や責任も重くなります。日々の判断を自分でしなければならず、決断に迷うこともあると思う。判断の結果は、自分で責任を取らなければいけません。地域や社会とのつながりを深め、将来は、職場や地域のリーダーになってほしい」と式辞。
 堀仁一郎教育長がお祝いのメッセージを述べ、来賓の森昭人町議会議長、三浦正臣県議らが祝辞を述べた。
 新成人を代表して橋本俊作さんが「沢山の人に出会い、支えられてきました。これまで支えてくれた両親や回りへの感謝を忘れずに、日出町で過ごした日々を胸にそれぞれの場所で自分らしく生きていきます」。
 緒方美里さんが「苦楽を共にした仲間と再会できて、うれしく思います、それぞれが選んだ道をまい進している姿に刺激を受けました。成人としての自覚と責任を持ち、支えてくれた人への感謝の気持ちを持って強く生きたい生きたい」と「二十歳の近い」を語った。最後に、後藤駿介さんが謝辞を述べて閉会。地区ごとに記念撮影をした。
 会場には晴着姿、スーツ姿やはかま姿の新成人が集い、懐かしい再会を祝い、一緒に写真を撮ったりして楽しんでいた。

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