別府市美術協会(荒金大琳会長)は「第45回五美会展」を21日、市美術館で開幕した。26日までで、午前10時から午後5時(最終日は午後4時)。今日新聞社など後援。
新年を迎えるにあたり、同協会員による作品展を開催することにより、別府市の芸術・文化振興と発展をめざし、各部門との交流を図る。
5部門の選抜作家および第62回別府市市美術展特別賞受賞者が手掛けた日本画15点、洋画19点、書道40点、写真14点、工芸彫刻4点が並ぶ。また、荒金会長をはじめとした各部門の会長5人による5つの作品や、日展会員でもある工藤和男氏の洋画もあり、計96点の作品が見る人の目を楽しませている。
日本画「あなたに贈る花」を出品した佐藤真由美さん(66)は「日本画を始めて2年。いろんな描き方があり、驚いています。ツバキが好きで、20年前に他界した主人への想いを込めて描きました。見る人によって、『あなた』がご主人、奥さん、子ども、孫などになれば嬉しい」と話した。
入場料は高校生以上100円、小・中学生50円。小学生未満、70歳以上は無料。