立命館アジア太平洋大学(APU)の日本語教師有志でつくる「APUわくわく交流プロジェクト」は、海外の種目も交えた「別府国際運動会2020」を19日午前11時、京町のAPUプラザ・オオイタで開催した。18カ国(日本を含む)から約120人が参加した。ビービズリンクBIP事業部が共催。
プロジェクトメンバーは9人で、子どもチーム、地域チーム、学内チーム、広報チームに4つのグループに分かれて活動をしている。今回、運動会を担当するのは、子どもチーム。別府の未来を担う子どもたちに、多文化に触れて視野を広げられるような活動をしているグループ。活動はクラウドファンディングで集めた資金で実施している。
本田明子言語教育センター長が開会宣言をして、全員でラジオ体操でしっかりと体をほぐした。午前中は、バドミントンのラケットで2人1組で風船をはさんで速さを競う「バドミントン風船リレー」やベトナムの競技で中央に置かれた旗をどちらが早く取れるかを競う「はたどろぼう」、「追いかけられ玉入れ」が行われた。
「はたどろう」は、1列に5、6人が並び、呼ばれた番号の人が旗を取りに行く。旗を先に取っても安心はできず、自分の場所に戻るまでに相手からタッチされると相手の勝利となる。子どもたちは、自分の番号が呼ばれると勢いよく走りだし、素早く旗を取ると走って戻った。
午後からは、インドネシアの競技で手をつないで並びフラフープを通していく「フラチェーン」、パン食い共創、借り物競争などが行われ、盛り上がった。