市竹細工伝統産業会館を指定管理へ

指定管理者制度が導入される市竹細工伝統産業会館

 別府市は、別府市竹細工伝統産業会館に指定管理者制度を導入。21日から申請書の受け付けを行う。
 市竹細工伝統産業会館は、伝統的工芸品である「別府竹細工」の展示や学習体験、販売などを行う施設。平成30年3月にリニューアルオープンしており、文化・コミュニティと共に、観光施設としての役割も担う。
 指定管理者制度を導入することで、民間事業者の持つノウハウと創意工夫を活用し、地域資源のブラッシュアップ、産業の観光化への期待につなげたい考え。さらに、利用者サービスの向上、集客力アップ、収益の向上、運営費の削減、別府竹細工のさらなる認知度の向上と情報発信の向上を盛り込んでいく。
 別府市では、有料入館者数を令和2年度(半年間)6千人、3年度1万2600人、4年度1万3200、5年度1万3800人を見込んでおり、目標達成のため努力することとしている。業務としては、管理、指定事業(常設展、ミュージアムショップの運営など)、自主事業などがある。
 指定管理の期間は今年10月1日から令和6年3月31日まで。3月11日までに申請書を提出、担当課による資格審査、選定委員会での審査を経て、6月の定例別府市議会に上程して正式決定となる。問い合わせは、産業政策課竹産業・ものづくりイノベーション係(電話23・1072)へ。

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