認知症を予防するには

参加者約40人に社会福祉法人一燈園職員が講話した

 別府市西部地区公民館(栗本功館長)は「生涯学習カレッジ~人生会議とは&認知症予防」を14日午後1時半、同所で開催し、約40人が参加した。
 開始前に、生涯学習カレッジ(全10回)を7回以上出席した人に修了証、全て出席した人に皆勤賞が、栗本館長から贈られた。
 講師は、社会福祉法人一燈園職員で訪問看護ステーション看護師の首藤美由紀さん、地域包括支援センター作業療法士の藤野翔さんら。
 藤野さんが、認知症の種類について▽脳血管性認知症▽アルツハイマー型認知症▽レビー小体型認知症▽前頭側頭型認知症―などがあり、4つが全体の95%を占めるという。
 「この中で予防ができる認知症は、脳血管性認知症です。脳梗塞の原因となる生活習慣病を予防しましょう。生活習慣病とは、高血圧、糖尿病、脂質異常症などです」と説明した。脳血管性認知症に対する簡単な検査を行い、参加者は誰も兆候はなかった。
 脳梗塞の前兆、治療可能な疾患が原因の認知症、認知症の初期症状、最近の認知症予防の考え方などについても説明した。

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