左山浩司氏の受章祝賀会を開催

喜びの一時、子、孫、曽孫に囲まれた左山夫妻
左山氏の瑞宝双光章受章祝賀会

 令和元年秋の叙勲で、「瑞宝双光章」受章の栄に浴した左山浩司氏の祝賀会は16日午前11時、ホテルサンバリーアネックスで開催された。
 左山さんは昭和10年別府市の生まれ。現在84歳。平成7年県庁職員を退職後、平成8年春木自治会長を皮切りに、自治委員として春木川校区支部長、別府市自治委監事、同委員会副会長、県連理事など地方自治会活動の活性化に貢献、永年の功績が認められた。表彰歴は自治会活動では県知事、春木川を守る会では環境大臣など。
 祝賀会の発起人は吉冨英三郎前県議をはじめ、春木校区各町内を代表して加藤芳德、石井範明、久保学、西元英知、今村勝の各氏がつとめた。
 開会にあたり発起人代表の吉富前県議が「春木川が敬愛してやまない左山さんの叙勲は、ご一家はもとより校区自治会全体の名誉。左山さんは県立大分工業高校土木科を卒業後県庁入り。技師として県内河川整備にあたり県民の安全安心に貢献された。校区自治会における春木川の環境保全運動は、県職時代の経験が生かされた。この叙勲は御夫妻相和しての栄誉、本日御来会の皆様に心より感謝申し上げます」とあいさつ。
 次いで来賓として出席した長野恭紘別府市長は「左山さんは自治会、自治委員会の要職を歴任され、まさに『地域の鑑』。部隊を率いる部隊長として活動を続けられている。自治会の皆さんはその活動も多く、大変な時代に一人何役も引き受けられている。活動を進めていくにはご家族の理解がなければつとまらない職責。今回の名誉は半分、ご家族のお陰。これからも地域のために一層のお力添えを―」。前別府市長の浜田博氏は「左山さんとは県職時代から入魂の間柄。夫人の弘ちゃん(弘子夫人)とは幼稚園時代からの幼なじみ。長い間本当にお世話になっています。市長時代、自治委員会の皆さんとの研修旅行が大きな思い出の一つ。これからも体の許す限り地域の発展のためご尽力を」とそれぞれ祝辞。
 このあと謝辞に立った左山氏は「叙勲を受けるほど大変な事をしたという思いはありません。自治会役員各位と皆様のお陰と感謝しております。役所から届く膨大な文書の封を切って、読み易く揃えてくれている家内のお陰。これからは少しでも長く校区自治会のため頑張っていきたい」と多少テレ気味にこたえた。会は塩地奎三郎市自治委連合会長の発声で乾杯、祝宴に移った。

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