別府市竹の内の友愛保育園(石田安貴子園長)は、幼保小連携育児講座「運動遊びの会」をこのほど、別府リハビリテーションセンター体育館で行った。幼保小、大学などの教員や子ども、保護者ら約150人が参加した。
遊びを通して運動すること、体を動かすことの楽しさを学び、成長する安田式メソッドを取り入れた講座。講師は、居関達彦安田式体育遊び研究所長。
2人1組で手をつないで一緒にスキップをする「仲良しスキップ」では、お互いのことを思いやりながらスキップをしないと転ぶこともあり、息を合わせて楽しんだ。また、2つのグループに分かれて、1人1つボールを持ち、先生が掲げた筒に向かってボールを投げ込む玉入れなどを楽しんだ。ボールは1人1つ、投げるのは1回というルールを作っていたが、ボールを投げることが楽しくてたまらない子どもたちは落ちているボールを拾って、何度も投げていた。楽しそうな子どもたちの様子に、ルールを「全部入れる」に変更。子どもたちは最後まで笑顔で全力でボール投げをしていた。
楽しそうに遊ぶ子どもたちの様子を先生たちは側で見守りながら、指導のヒントをつかむとメモを取るなどしていた。