明豊中高校・看護専攻科の卒業式

岩武校長から卒業証書を受け取る生徒

 明豊中学・高校(岩武茂代校長)は第19回卒業式、同高校看護専攻科第14回卒業式を1日午前10時、同校体育館で挙行した。中学校57人、高校161人、看護専攻科23人の計241人が卒業証書を手にした。
 中学、高校、看護専攻科の代表者に卒業証書を授与した岩武校長が「今年度は新型コロナウイルスの感染拡大防止の中での開催となり、皆さんのご理解とご協力のもと、この日を迎えられたことに感謝の気持ちでいっぱいです」
 「友だちとの最初の出会い、仲間とともに切磋琢磨して高めあった日々、悔しさに泣いた日、涙をこらえて再起を誓った日、そして栄光を手にした日。一人ひとりが、それぞれの夢に向かって歩いた青春の日々だったと思います。その一つひとつが、皆さんの中で生き続け、人生に大きな実りをもたらせてくれると信じています。苦楽をともにしたかけがえのない友になると思います。人に優しく出来る人は、強い人です。他人には寛容に、自分には厳しくありたいと思います。思い通りにいかないときこそ、その状況を受け入れて、自分の可能性を信じ、希望を捨てずに頑張りぬいて下さい」と式辞を述べた。
 続いて、釘宮康弘PTA会長が祝辞を述べた。
 岩坪涼香さん(高校)が卒業記念品(コレクションボード一式、折りたたみ椅子一式)の目録を贈呈した。
 在校生代表の古庄潤也さん(中学)、佐藤晃介さん(高校)が送辞、卒業生代表のカッティング星楽アンさん(中学)、芦澤慶音さん(高校)、植木華純さん(看護専攻科)がそれぞれ答辞を述べた。
 最後に、卒業生が「蛍の光」、校歌を斉唱。高校生は全員で歌う最後の校歌ということもあってか、涙する生徒もいた。卒業生が体育館を退場するときは、我が子の姿を撮ろうと多くの人がスマホやビデオカメラを向けていた。
 被表彰者は後日、掲載する。

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