第27回竹を学ぶふれあい展

15日まで開催中の「竹を学ぶふれあい展」

 「竹・ルネサンス」実行委員会(岩尾一郎会長)は「第27回竹を学ぶふれあい展」を15日まで、別府市竹細工伝統産業会館で開催している。9日は休館。時間は、午前8時半から午後5時まで。15日は午後4時まで。
 竹の教室に令和元年6月に入講した生徒42人が今年度制作した作品119点が並ぶ。
 初級(1~2年)22人は、フォトフレーム、六つ目買い物かご、四つ目バッグ、差し六つ目バッグ、四つ目小物入れ、透かし網代盛皿など基本的な編み方の作品、中・上級(3~5年)20人は、花籠、買物かご、バスケットなど染色という技法を用いた作品がある。来場者は1点ずつ、見て回った。
 受講2年目の女性4人は「作品作りは苦しかったけど楽しかったし、完成すると愛おしく感じた。あっという間の9カ月だった。周囲に助けられた。世界に誇れる別府竹細工を知ってほしいし、伝統工芸として応援してほしい」と話した。

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