バリアフリー市営温泉パンフ作成

車椅子ユーザーが実際に入浴したり施設を利用して
バリアフリー度を調査したパンフレットを作成した

 NPO法人自立支援センターおおいた(後藤秀和理事長)は、障がいのある人でも楽しめるバリアフリー構造の市営温泉を紹介するパンフレット「別府市バリアフリー市営温泉案内」(A4版、11㌻)を発行した。別府市市民活動支援補助金の助成事業。
 市営温泉は、改築を行う際にバリアフリー化を図り、障がいのある人もない人も利用しやすいような温泉づくりを進めているが、NPO法人では「この素晴らしいバリアフリー温泉施設の情報発信は行き渡っていないのが現状」として、実際に障がいのある人がモデルとなって、温泉入浴を行い、その様子や情報を基にパンフレットを作成した。
 掲載されているのは、不老泉、海門寺温泉、堀田温泉、柴石温泉、亀陽泉、浜田温泉の6施設。車椅子ユーザー5人が温泉を訪れて入浴。星でバリアフリー度を評価し、それぞれのおすすめポイントも紹介。評価の基準は、入り口、トイレ、脱衣所、浴室、駐車場など細かい部分にわたる。障がいのある人や高齢者に対する温泉入浴介助、福祉タクシーなどの紹介もしている。
 パンフレットは別府市内で生活している障がい者や高齢者に配布をしている。

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