別府市の公共交通活性化協議会

別府市内の公共交通のあり方などについて協議をした

 別府市公共交通活性化協議会(会長・阿南寿和副市長、29人)は、令和元年度第3回会議を19日午後3時から、市役所で開いた。
 平成31年度生活交通確保維持改善計画(地域内フィーダー系統確保維持改善計画)による一次評価の書面会議の結果を報告。関の江団地線を循環線にした。利用者の目標値は1万1352人としていたが、1万7717人と上回った。
 東山地区と大所・小坂地区で行っている、「みんなのタクシー事業」についても報告。東山地区は昨年4月から本格運行を行っており、今年2月末までの利用状況は、190日、496便を運行。延べ849人が利用した。1日当たりの平均利用者は4・47人、1便当たりの平均利用者は1・17人となっている。
 大所・小坂地区は昨年10月から実証実験を行っている。2月末現在の利用状況は、24日、46便運行して、延べ52人が利用した。1日平均2・17人、1便平均1・13人で、いずれの地区も利用率が低いことを挙げ、ダイヤの見直しや利用率向上に努めるとした。
 また、公共交通基礎調査についても報告があった。交通空白地域や不便地域について、別府市特有の事情を考慮して、バス停からの直線距離や最寄りバス停の1日の運行本数、最寄りバス停からの道のり、勾配などで抽出。今後、対象地域の事情に応じて対策を考えていくことを説明した。

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