サラバイオが「山参塩」を開発

サラバイオ会長濱田茂氏
サラバイオが発売した健康補助食品「山参塩」

 温泉の成分を抽出して各種化粧品を開発、日本全国やアジア各国に販売展開しているサラヴィオ化粧品(本社・別府市大字鶴見1356)は4月1日をもって、社名を「(株)SARABiO=サラバイオ=温泉微生物研究所」と変更。従来の化粧品をはじめ健康補助食品の分野にも乗り出した。
 第1弾は「神々の山参塩」。
 別府温泉含有の微生物「藻類」を活用、化粧品は美肌や発毛効果をはじめ皮ふの回復機能促進が認められた商品を手がけてきた。健康補助食品分野では、宮崎県高千穂地方に自生するセリ科植物の「日本山人参」の生産ノウハウを取得。別府での生産体制を確立するために、「サラバイオ」所有の畑に、温泉微生物の藻類から抽出したバクテリア類を散布して土壌を優良改良した。日本山人参の苗を植えて育成環境を改善、良質の山人参収穫の態勢を整えた。
 大阪の(株)ヘルス研究所所長で医学博士の山崎敏子氏によれば「日本山人参」は▽肩こり、頭痛、冷え性の効果▽糖尿症状の改善▽肝障害予防▽動脈硬化予防アレルギー、炎症鎮静効果――などを掲げ、薬草として古来より重用されてきた。「サラバイオ」は、日本山人参を自然乾燥させ、粉末にして、沖縄県の久米島の海洋深層水から生成した塩を配合して「山参塩」を精造。海洋深層水から精製した天然発酵塩は「琉球之御塩」と命名され、伊勢神宮奉納塩として神事に使用されている。
 山人参と天然発酵塩の初めてのコラボ。久米島沖の水深612㍍から採取精成した塩は豊富なミネラルをはじめ、コラボ物質双方の本来の効能を最大限に引き出す。また、各種料理に欠かせない調味料の役割と粗悪な塩分摂取にブレーキをかけ、体質改善、とくに免疫機能の回復向上などに効果が見られるという。
 サラバイオの「山参塩」は20㌘で5千円、25㌘6千2百50円でそれぞれ販売をスタートする。商品についての問い合わせは(株)サラバイオ温泉微生物研究所0120―48―4390まで。

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