別府市総合教育会議を開催

今後のICTを活用して授業のあり方について協議をした

 令和元年度第2回別府市総合教育会議が27日午後2時、市役所で開かれた。会議は、教育委員と市長の6人で構成されている。
 長野恭紘別府市長が「新型コロナウイルス感染症は、首都圏を中心に爆発的な拡大が懸念されている。行政としては最悪の事態を勘案して対策を講じる必要がある。休校になり、子どもたちのストレスはいかばかりかと思う。保護者や教職員、放課後児童クラブなど関係者のストレスも大きいと思う。国の動向をみながら、別府市の環境に即した対応をしていきたい。今回はICTを活用した授業の話で、子どもたちの方が活用がうまいのかなと思う。技術ばかりが先になって中身があとになりがち。中身をしっかりと考えて、使いこなすことを考えないといけない。子どもたちのためによりよい政策をしていきたい」とあいさつ。
 市教委から新型コロナウイルス感染症対策の状況について説明があった。
 引き続き、土井敏裕株式会社Doit代表取締役が「GIGAスクール構想と未来の学校について」と題して講演した。教育分野を横断的に行うSTEAM(サイエンス、テクノロジー、エンジニアリング、アート、マスの頭文字)教育や1人1台の端末を持って授業をすることの意味について話した。「目の前の子どもたちがどういう実態であるか分かっていないと、授業は出来ない。今は学校の学びと社会の学びが分断している。大学に行くための勉強をして、社会につながらない。学びが楽しいと思うことで、社会人になっても学び続けることにつながる。明確な目的を持ち、適切な環境を整え、授業スキルを身につけることが大切。テクノロジーは学びの道具であり、社会を変える、人をつなぐものと変わる必要がある。タブレットは、可能性を引きだす自己表現のツール。1人ひとりのワクワクを持続させることが、これからの教育だと思う。先生のモチベーションを上げる工夫が絶対に必要。子どもたちの幸せのために、まずは大人から変わりましょう」などと述べた。
 委員からは、子どもたちの能力差、個別な対応のメソッド、家庭学習のあり方などについて質問があり意見交換をした。

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