文部科学省の令和元年度社会教育功労者表彰を受賞した、別府市社会教育委員の大鍜治光子さん(72)がこのほど、長野恭紘別府市長を訪れ、報告をした。
大鍜治さんは、社会教育委員を14年(平成21年から副委員長)、市子ども会育成会連合会を14年(平成17年から副会長)、市総合教育センター補導員協議会15年間(平成16年から会長)を務めている。地域における青少年の健全育成や家庭教育の活性化などの活動を通じて社会教育の発展に寄与したことが評価された。
大鍜治さんは「保育員の母親会の会長をしたのが、社会教育などの活動にかかわるようになったのが始まり。みんなで子育てについて話をしてきた。昔は、廃屋でタバコを吸っている子を注意したり、青少年への有害なチラシを剥いで回ったり、卒業式や運動会をみんなで見守り活動をした。子どもを守ってあげるのが、大人の責任だと思って一生懸命やった。この賞はもらいたいと思ってもらえるものではないので、一緒に活動してきた仲間に感謝しています」と話した。
長野市長は「まだまだ通過点だと思うので、健康に気をつけて子どもたちのためによろしくお願いします」と述べた。