べっぷアリーナがストレッチ紹介

「散歩がてら1つでもストレッチを覚えて」とアリーナの正面玄関近くに掲示

 新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため3月15日から休館をしている、べっぷアリーナは正面玄関前に簡単に出来るストレッチを写真で分かりやすく紹介している。
 当初は4月にも再開できると思われていたが、3月末から別府市内でも感染者の確認が相次いだことから、閉館が延長されて再開の見通しが立っていない。
 アリーナのトレーニングルームは1日250人ほどが訪れる人気施設。連日、再開を待つ利用者からの問い合わせもあるという。通常、トレーニングルームでは、トレーナーが分からない時は教えてくれるが、閉館中のためそれも難しい。少しでも市民の健康に役立つことは出来ないかと職員で相談をして、簡単なストレッチを掲示して実践してもらえるようにした。
 紹介しているストレッチは、腕や背中、全身、肩回り、股関節、ふくろはぎなどを伸ばすもの。赤丸で効いている筋肉を分かりやすくしてあり、細かい説明もついている。アリーナの北側には別府公園、周辺には住宅地、学校などがあり多くの人が通る。通りかかった人はストレッチの写真を見ながら、真似をする姿が見られた。
 友永健・館長は「施設が閉館して、体を動かすのは歩くだけという人が多いと思う。正しいストレッチもよく知られてない部分があると思うので、散歩がてらこれを見て1つでも2つでも覚えて、家で実践してもらえればと思っています」と話した。

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