別府大学・別短大の入学式

別府大学、別府大学短期大学部に計873人が入学した

 別府大学、別府大学短期大学部の入学式が13日、同大学で行われ、873人が出席した。内訳は、別府大学文学部328人、食物栄養科学部125人、国際経営学科111人。大学院文学研究科9人、別科日本語過程8人。別府大学短期大学部292人。
 新型コロナウイルスの感染防止のため、午前に別府大学、午後に別府大学短期大学部の入学式が各教室で行われた。
 文学部史学・文化財学科は32号館400番教室で行い、141人が出席。
 開式のことばの後、飯沼賢司学長がビデオ出演し入学許可。「新型コロナウイルスの蔓延の中、身近なところでさまざまな差別が生まれています。真理探究の下では、人は自由であり、平等でなければなりません。他人のおかれている環境、個人の個性や特性を認め、相手を思いやる優しさが大切です。お互いを尊重し合い、真理を目指す学びの中で切磋琢磨し、人間力を養って下さい」と式辞を述べた。
 閉式の言葉で入学式を終えた。続いて、オリエンテーションがあり、学校生活のルールなどの説明があった。
 入学式を終えた史学・文化財学科の山野内初音さん(18)は「このような時期なので、大学生活に慣れるか不安です。高校で農業を学んだので、大学ではそのことを活かしたい」と話した。
 午後にあった短期大学部の入学式も同様に、各教室で行われ、仲嶺まり子学長が「ここでは、免許資格の取得を目的に人材育成が行われています。多くの学生が、栄養士・小学校教諭・幼稚園教諭・保育士などの専門職に就きます。皆さんが、自分らしく大学生活を送り、豊かな心を育み、友人とともに、次世代を担う若者として成長することを願っています」と式辞を述べた。

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