検査体制の強化など

 大分県は16日、PCR検査体制について、衛生環境研究センターに新たな検査機器を1台導入することで来週中には144検体の調査が可能となり、大分市保健所の60検体と合わせ、合計で204検体の検査が可能と発表した。
 受入病床の確保については、現在の118床から200床を超える病床数が確保できる見通し。また、今後の感染者増加に備えて重症者を優先する医療体制への移行を進めるため、無症状者や軽症患者を受け入れできる宿泊施設の確保に向けた準備を進めている。合わせて、大分県旅館ホテル生活衛生同業組合から、軽症の感染者のホテル・旅館での受入れについての協力の申し出があり、施設の準備など、必要な調整を進めていく。
 14日に行った自粛要請によって影響を受ける事業者の心配に応えるため、フリーダイヤルの緊急相談窓口を同日付で設置。
 15日までに61件の相談があった。事業の継続に取り組む事業者に対しては、県としてもいろいろなメニューを準備して全力で支援するとしている。

コメントを残す