大分県は20日、中津市の50代男性会社員が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の感染確認は計55人となった。
男性は10日の勤務終了後に悪寒と倦怠感、関節痛の症状が出た。11日から38度以上の熱が出て、13日にマスクを着けて医療機関を受診。その後も発熱などが治まらず、16日に再び医療機関を受診した。
その後も熱は下がらず、症状も改善しないことから別の医療機関を受診すると、肺炎を確認。県北部保健所に相談。衛生環境研究センターでPCR検査を受けたところ、陽性を確認した。
男性は10日から14日まで、マスクはしていたが出勤をしていた。現在、濃厚接触者などを調査している。
県は20日に34人のPCR検査を行い、陽性は1人。検査延べ人数は2691人で陽性は55人、うち25人が退院、死者は1人。