別府市議会副議長
3月の令和2年第1回定例会で副議長に就任した。
福岡工業大学工学部を卒業後、民間企業に就職して16年間勤めた。営業やサービス部門を担当してきた。「いろいろなお客様のお宅に行くこともあるし、色々な世間話をすることもあった」と民間営業の体験談を語る。
「若い頃から政治に興味はあったものの、遠い世界の話だと思っていた」という。いろいろな人と話をする中で介護や子育てについて考えるように。結婚を機に「市民の声を市民目線で市政に届けたい」「生まれ育った地元に恩返しをしたい」という思いが強くなり、平成26年に会社を辞めて、初出馬・初当選を果たした。現在2期目。
「何もかもが初めての世界」の中で、当選後2回目の定例会から一般質問を行い、副議長に就任するまで欠かさずに続けてきた。
子育て中ということもあり、教育のことを中心に質問をしてきたが「市民目線だけは忘れないようにしようと心掛けてきた」と話す。 「子どもたちが、家庭環境や親の経済環境によって不平等がないように、何にでもチャレンジ出来る環境を提供するべき。政治がその道筋をつけるべきだが、その答えは教育現場にある」と語る。
一般質問を続ける一方で、委員会審査の重要性も感じているという。「先輩議員からも、委員会での審議の大切さを教えてもらった。委員会では、より深い議論をすることが出来る。もっと精度を上げていくべきだと思う」
「副議長は議長の補佐役なので、議長と二人三脚で、執行部とはキタンのない意見のやり取りをすることが重要だと思う。対立ではなく、議論が大切。閉会中でも、目に見える形で、市民の皆さんに注目され、開かれた議会にしていきたい」と話す。
別府市生まれの別府市育ち。趣味はプロレス観戦。「子どもの頃に親に連れて行ってもらって、今でも大好き。子どもたちと観に行ったりします。スタン・ハンセンが好きでした」と笑顔を見せる。
石垣西で祖母、母親、妻、2男で4世帯が一同に6人で暮らしている。