長野市長、前田九州准教授と対談

・別府市公式ホームページ http://serv105.beppu.loca1/seikatu/kenkou_iryou/kansensyou_nanbyoutou/corona_matome.html

 別府市では、新型コロナウィルス感染症の影響により、自宅で過ごす時間が長くなっている別府市民の気持ちを少しでも明るくしたいとの思いを込め「別府市STAY HOME通信!この機会に別府温泉の効果効能について向き合ってみました」と題した動画を制作した。
 別府市観光情報サイト「極楽地獄別府」及び別府市公式ホームページ「新型コロナウイルスに関する情報まとめ-別府温泉の効果効能について」から閲覧できる。
 動画は、長野市長と前田豊樹九州大学別府病院准教授の対談形式。温泉を様々な角度から研究してきた「別府ONSENアカデミア」による調査結果等を踏まえたもので、水道水の沸かし湯と比べ体が非常に温まる温泉の特性や、温泉によるストレスの除去、「免疫力」の回復効果などを知ることができる。
 温泉は、物理化学的性質が水道水とまったく違う。▽血液循環が非常によくなり体のストレスが取れること、▽病原体に対する抵抗力を高めること。体には外から病原体が入ってきたときに熱を出すことで抵抗力を上げるメカニズムがある。免疫力をつかさどっているリンパ球等は、温度が高いと非常に活発になるため、温泉に入って体温が上がればウイルス類を退治する力がパワーアップし、病気にかかりにくくなる、早く治る、軽症で終わるということが期待できる。
 また、温泉施設では「浴場でお湯につかっている時にウイルスが人から人に移る可能性は非常に低い。お風呂に入る前後の人の密集・密接や換気が悪い密閉空間に注意が必要」と話す。
 「今は新型コロナウイルスが終息に向かうことが先決。基礎的な温泉のよさを皆さんにお知らせして、新型コロナウイルスが終息したら免疫力を高めるために別府に来ていただきたい」と別府温泉の素晴らしさを伝えている。

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