新型コロナ県内2週間感染者0人

 大分県は6日、新型コロナウイルス感染症の新たな感染者は0人と発表した。これで、大分県内の感染者ゼロは14日となった。
 県はゴールデンウイーク中も不要不急の外出、県境を越えての移動の自粛などを呼びかけてきて、2日は34人、3日は27人、4日は16人、5日は34人、6日は24人のPCR検査を実施し、すべて陰性だった。検査は延べ3349人に実施し、3289人が陰性、60人が陽性だった。陽性の60人のうち46人がすでに退院している。死者は1人。
 新型コロナの潜伏期間は人によって違いはあるが、濃厚接触者等は2週間の健康観察などが行われる。県内では、一部、集団感染(クラスター)が発生したが、4月21日を最後に感染者は確認されておらず、県民による自粛生活と事業者による経営自粛協力などが実を結んでいるとみられる。
 しかし、緊急事態宣言は31日まで延長されたこともあり、今後とも「3密」が重なる状況を避け、外出時はマスクを着用、しっかりとした手洗い、咳エチケットを守るなど、1人ひとりが十分に注意をしていくことが収束へ向けて大切となる。

コメントを残す