マスク不足を心配して

マスクを受領した(左より)宇野世史也大学事務局長、
西村靖史文学部長、三重野佳子学長補佐、鈴木晶教授

 別府大学(飯沼賢司学長)は8日、中国河南省の河南大学国際交流室より医療用マスク千枚の寄贈を受けた。マスクは、郵送で届いた。
 河南大学とは、平成30年5月に交流協定を締結し、学術的、人的交流を深めている。平成31年3月に飯沼学長(当時は文学部長)が河南大学を訪問し友好関係を深めている。
 河南大学より、日本のマスク不足を心配して寄贈したい申し出があり、別府大学が受けた。
 マスクとともに「唐風和月 一衣帯水」とのメッセージが添えられており、「中国と日本は海に隔てられているが、私たちの絆は固く結ばれています。ともに頑張りましょう」という意味で、深い友好の念を表している。
 製造された工場の証明書が一緒に入っていた高品質なマスクは、学生用に確保しておくという。今はマスクをすることが恒常化しているが、韓国のように規制緩和した途端に感染者が増加することが懸念される。学生をそのようなことから守るため。
 飯沼学長は「河南大学の副学長が今年、来別する予定だったが、新型コロナウイルスのせいで先送りとなった。特別な関係でもあり、マスクを贈っていただいたことに感謝している。新型コロナウイルスは、今後も予断を許さない。備えあれば憂いなし」と述べた。

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