日出町は、町の風景や特産品など日出町の魅力を詰め込んだタブロイド通信を発行した。令和元年度にふるさと寄付金をした人にお礼として発送するなど、町のPRを行い、移住・定住にもつなげたい考え。2万部作成し、一部は観光拠点に設置する。
表紙は、全国的に有名になったスーパーボランティアの尾畠春夫さんを採用し、新型コロナウイルス感染症が蔓延する世の中へ、困難な日々が続く中で尾畠さんの「朝は必ずくるよ!」というメッセージを添えて、全国の人を応援する。
内容は、日出の「海の幸」として、大神漁港を紹介。朝市では、一般の人もセリを見学できることや、漁港で働く人にスポットを当てた。大分トラピスト修道院や暘谷城跡地にある日出小学校には、3代目藩主・木下俊長公の命で鋳造された時鐘があり、今でも児童が平日の朝8時に鐘をついている様子を紹介。
的山荘の風景に加え、日出ポーク、真那井トマトといった名産品も掲載。そこで働く生産者の声、4年前に移住して「中村木工所」を営む中村さんの職人技など日出町に住む人、景色、特産品の魅力が満載の1冊となった。