別府市旅館ホテル等防火管理者協議会(小出英治会長、76施設)は1日午後2時、別府市に新型コロナウイルス感染症対策としてマスク2千枚を寄付した。
同協議会は昭和41年に創設された団体。小出会長、小川雅代、西田陽一、久保力夫各副会長が出席。小出会長は「なかなか収束の目途が立たない中で、何か出来ることがないかと考え、マスクを寄贈することにしました。医療従事者や福祉施設でマスクが不足しているということで、少しでもお役に立てればと思う。それぞれ大変だが、一致団結してコロナと共存ができるように、今までの社会生活に出来るだけ早くなってほしい」と話した。
長野恭紘別府市長は「医療機関や福祉を中心に別府市も配布をしていますが、皆さんの気持ちをしっかりと届けたい。厳しい状況だが、かつての別府観光に戻れるようにしていきたい」と謝辞。
新型コロナが発生して以来、観光業は厳しい状況が続いており、まずは県や市、7月には国も観光支援の取り組みを行う。小出会長は「歯を食いしばって頑張っていく」と決意を語った。