時間短縮や使用制限緩和

 別府市は、新型コロナウイルス感染症予防対策のため、公共施設の時間短縮や使用制限を行ってきたが、19日から県堺を越えての全国的な移動が可能となったことを受けて、利用制限を緩和する。
 市営温泉や公園等の市の施設について「当面県民の利用に限る」としていたが、19日からは全ての施設で制限を解除する。また、19日から制限が緩和されるのは、▽中央公民館、西部、南部、北部、中部、朝日大平山の各地区公民館=公会堂大ホールの使用再開、7月からは各公民館での主催講座の再開を予定だが、調理室のみ使用休止を継続▽ふれあい広場サザンクロス、野口ふれあい交流センター=視聴覚室の使用再開と7月からの主催講座の再開を予定。調理室は使用休止を継続▽市人権啓発センター=開館時間を短縮、相談は電話のみが通常業務を再開▽市東京事務所=開所時間短縮を緩和し、通常業務を再開。
 別府海浜砂湯と市営竹瓦温泉砂湯は現在午前9時から午後5時までの時間短縮営業をしているが、20日からは海浜砂湯は午前8時半から午後6時、竹瓦砂湯は午前8時から午後10時半の通常営業に戻る。
 7月からは、ハイパフォーマンスジム別府(現在休館中)を再開、男女共同参画センター「あぶべっぷ」と北部コミュニティセンター「あすなろ館」のトレーニング室を予約制にして再開。市身体障害者福祉センターは、訓練室(卓球場)を予約制に。市社会福祉会館の貸館は、大広間のみ使用を再開する予定。また、現在、総合受付センターとして利用しているべっぷアリーナは、8月から再開を予定している。
 利用には、マスクの着用や手指の消毒、「3密(密閉、密接、密集)」が重ならないように気を付けることや、人と人の適度な距離を保つことなど、十分に注意をしながら、少しずつ社会活動を再開していく。

コメントを残す